美容クリニックは、病院とは違って採用までのハードルは高くなりがちです。
人気の高いクリニックでは、履歴書の段階である程度絞られてしまい、さらに面接になれば、3人受ければ1人は落ちるといったところも多いです。
せっかく病院を離れて美容外科で働きたいという思いを強くしたのに、書類選考や面接で落とされてしまったらショックですよね。
まだ美容外科の看護師として働くと決めていなくても、実際に転職するかどうかは内定をもらった後で考えればいいものなので選択肢を増やすためにも確実に合格をねらっていきましょう!
看護師の転職コンサルタントとして働いてきましたが、落ちてしまう人のほとんどが
- 「事前に準備をしていなかった・・・」
- 「病院での面接と同じように考えて受けていた・・・」
という人ばかりです。
ここでは、美容外科の看護師として働いてみたいという人のために、履歴書と面接の完全マニュアルをつくってみました。
病院の面接での受け答えとどう違うのかも含めてまとめています。
これから美容外科への転職も視野に入れているという人は、一通りチェックしておいてくださいね。
美容外科の看護師になるための履歴書のポイント
まずは、履歴書について確認していきましょう。
履歴書の準備のポイント
最近では、履歴書も様々な種類のものがありますが、自分にとって書きやすい項目がある履歴書・フォーマットで志望する美容クリニックにアピールに繋がるようなものを選ぶようにしましょう。
志望する美容クリニックからの指定がなければ、A4、B5どちらでも構いません。
履歴書の項目で志望動機や自己PRと書かれたものが一般的ではありますが、その他にも例えばですが、趣味といった項目があるものであれば、
- 美味しいスムージーの研究
- ヨガでデトックス
- エステに通って自分を整えること etc
といったことを書いて採用担当者の目をひくようなものを書いてもいいですね。
趣味1つでもただ一言書くよりも、美容クリニックで働く看護師として美容に興味を持っているんですよ!ということが言うまでもなく分かるようなものにするのがポイントです!
また、看護師としての経験が浅いにも関わらず、就業経験の項目がズラズラと長く取ってあるような履歴書になると、履歴書の中で空白がかなりできてしまいます。
自分に合ったアピールに繋がりやすい履歴書を探すようにしてみましょう。
ちなみに、履歴書は市販のものでもいいですが、最近はわざわざ買いに行かなくても、インターネットからフォーマットをダウンロードして印刷すれば履歴書として使えるものもあります。
自宅にプリンターがある人は、手軽に利用できるインターネットから履歴書をダウンロードして自分に合った履歴書を見つけてくださいね。
写真の準備&撮影時のポイント
次に写真についてのポイントをまとめています。
履歴書の写真のサイズは縦4cm×横3cm
履歴書に添付する時にハサミで切ってガタガタと斜めになってしまっている人をたまに見かけます。
自分でハサミで切るタイプの写真を使う時は、斜めにならないように気を付けて切りましょう。
そんなところでもその人の人柄が現れてしまうこともありますよ。
3カ月以内に撮影したカラー写真を使用する
かなり前に撮影したものを使用するのも基本的にはNGです。
写真と今と全く違う髪型だったりするときは、家に残っていた古い写真を利用したのかな?と採用担当者が考えてしまいます。
この選考のためにしっかり最新の写真を用意しました!と堂々と貼れるものにしておきましょう。
髪型
写真を撮る際には、顔の表情が見えるように長い人はまとめたり、耳にかけておいたりと清潔感があるようにしておきます。
カラーリングが落ちていてムラになっているといったことのないように注意もしてくださいね。
メイク
転職活動にふさわしいナチュラルメイクを心掛けてください。
チークや薄目に色のつくリップを使用して、健康的な印象にしておくといいですよ。
美容クリニックで働く以上、すっぴんはNGで、表情は歯を出して笑うのではなく、口を閉じて口角をキュッとあげるのがポイントです。
服装
服装は落ち着いた色味の黒や紺といったスーツを着用してください。
ジャケットを着用してスーツで撮影したものと、ちょっと固めな私服を着用している人では採用担当者の印象が全く違います。
病院の場合には、それでも履歴書や面接で採用をもらえることはありますが、中途採用だから大丈夫だろう・・・といった考えでは美容クリニックでは通用しません。
まずは内定をもらっておく為にもここも押さえておきたいところです。
履歴書の書く時の注意しておきたいこと
履歴書はパソコン上で入力できるものを使用しても問題はありませんが、どちらかというと印象が良いのは今でも手書きです。
手書きをすることで時間を使って丁寧に仕上げた印象が伝わりやすくなります。
また、履歴書にあるすべての項目を埋めて空白を残さないようにしてくださいね。
履歴書にある自己PRや志望動機をしっかりと仕上げておくことによって、面接時でも面接官から質問をされた時に対応しやすくなります。
ここで、しっかりと志望している美容クリニックのホームページでどんな看護師が働いているのかをチェックして、実際に求められている人物像を想像しておくといいですよ。
美容外科の看護師になるための面接ポイント
美容外科の看護師になるための面接ポイントを見ていきましょう。
服装&髪型・メイク
履歴書の写真撮影時で前述したように、黒や紺のスーツを着用しジャケットを羽織りましょう。
スカート、パンツどちらでも構いませんが、しわのないかをチェックして、高すぎないやや太目のヒールのパンプスをはいて面接に臨んでくださいね。
鞄もスーツに合った鞄を基本てとして、できれば、面接時に横に置いた時に起立できるものが理想的です。
髪型はしっかりとまとめてお辞儀をしたときに顔にかからないようにし、メイクも清潔感を意識してナチュラルメイクにしておきます。
自己PR
履歴書で記入したものをそのまま読むのではなく、自
分の言葉でその場で伝えられるように準備しておくといいですね。美容クリニックによっては、いきなり自己PRをどうぞ!と聞いてくることもあり、何も準備ができていないとあまりにも突然すぎて固まってしまう人もいます。
志望動機
志望動機は面接の中でも最重要ポイントです。
志望している美容クリニックがなぜいいのか具体的に考えておくことがベストです。
ただ単純に美容に興味があるからといったことでは内容がありません。
他の面接者とは違うような印象に残る志望動機を考えてみてくださいね。
退職理由
前職の退職理由は必ず聞かれることになります。
どれだけ激務で人間関係が悪い前職だったとしても、それを次の面接時で不平不満として伝えてしまうことは絶対にNGです。
志望している美容クリニックにとっても何の印象が良いものにも残らないうえに、あなたにとって何のメリットもありません。
まずはそこを理解した上でできるだけポジティブな退職理由になるように置き換えてくださいね。
今までどれだけ厳しい環境で働いてきたが、これからあなたはどんな風に働きたいのか具体的に想像してみてくださいね。
質問を必ず用意しておく
せっかく面接を受けたのに何も質問をしないで帰ることは非常にもったいないことです。
志望度が高いということへのアピールにもなるので、2つくらいは事前に質問を用意しておきましょう。
履歴書や面接対策が不安な看護師へ・・・
現職が忙しすぎて履歴書の準備がなかなかできない、志望しているクリニックについて調べている余裕もない・・・という人も多いかもしれませんね。
自分の履歴書や面接対策に不安が残る・・・という人は、転職サイトのコンサルタント相談を使って個別対応をしてもらうのがおススメです。
転職サイトではコンサルタントの看護師の転職先が見つけることだけが仕事ではありません。
看護師が働いてみたいと思えるような転職先を探して、内定までまずは持っていくことが仕事になるので本気で個別に面接対策をしてくれます。
過去の面接ではどんな質問があったのかということまで把握しているので、採用率を上げたいと思う人は、利用して損はありません。
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